旬の農産物・お野菜
ブロッコリー 時期:11月~6月
ブロッコリー
むなかた地域の中でも、特に福津市の海岸線に近い地域は、霜が降りにくい温暖な地域。
この好条件のもとで栽培される「ブロッコリー」は優れた品質が評価され、「特定野菜」に産地指定されています。
- 選び方
全体的に緑色が濃く、花蕾がかたく引き締まって、こんもりと中央部が盛り上がっているものを選びましょう。さらに、茎がしっかりとしているものは劣化を抑えられ、切り口が瑞々しく、色が黒ずんでいないもの、茎に空洞などがないものが新鮮です。大ぶりなものほど熟度が高く、柔らかく甘みも強くなります。 - 食べ方
茹でて食べるのが一般的ですが、水溶性のビタミンを逃さず食べるためには、蒸したり、生で衣をつけて天ぷらにしたりするのもおすすめです。また、花蕾を中心に食べる野菜ですが、茎や葉にも栄養価があり、食物繊維も含まれているので、薄切りにするなどして上手に使いましょう。 - 保存方法
日持ちがせず、黄色く変色しやすいので、なるべく早く使いきりましょう。保存する場合は、乾燥を防ぐためにビニール袋に入れて野菜室に立てて保存し、4~5日で使いきりましょう。茹でた後も冷蔵庫で2~3日保存できます。
<冷凍保存する場合>
使いきれない場合は、冷凍保存も可能です。小房に分けて固めに茹でてから冷凍庫へ入れます。ポトフなどの煮込み料理はもちろん、料理に少し彩りを添えたい時などにも重宝します。 - 栄養と効能
ビタミンやミネラルを多く含み、特にビタミンCは、ブロッコリー30gで成人一日分のビタミンC必要量を満たすと言われるほど豊富。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンKも豊富で、貧血防止や冷え性改善にも効果があります。ビタミンE・カロチンなども含まれており、ビタミンCと一緒になって細胞の老化防止や風邪予防、美容に役立ちます。